2016.5.2

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デザインデータ納品希望の場合の対処法

デザイン制作の仕事をしていると、「完成したIllustratorデータを納品して欲しい」と言われる事がよくあります。

ここで何も疑わずに納品してしまうと後々トラブルになる可能性がありますので注意しましょう。

 

例えば弊社が写真素材を購入し、Aというお客様に作成したデータを納品するとします。お客様は改変できるデータであれば、ホームページや自作のチラシなどに弊社が購入した写真素材を使えてしまいます。
また別のBというお客様へ弊社がデータを納品するとBというお客様も写真素材を使えてしまいます。
こ れを繰り返すと、弊社へ素材を販売してくれた素材販売会社は1点の売上で多数の方が使えるようになってしまいます。素材購入時に【ロイヤリティーはフリー ですが、再配布を禁止します】という規約をよく見かけますが、おそらく上のような行為を禁止するためだと思います。もしお客様からデータを納品して欲しい と要望があった場合は、素材販売会社とのライセンス契約によりデータ納品ができないと伝えないといけません。どうしても納品して欲しいというお客様には下 のように選択肢を与えても良いと思います。

1.発注時点でデータの納品を希望か確認し、納品希望の場合写真等の素材を一切しようせずにデザインを作成する。

 

2.使用した素材の費用をまとめ、お客様に全く同じ素材を購入してもらう。

※これなら作り手とクライアントが両方同じ素材のライセンスを別々で持っている事になるので、データ納品しても問題ありません。

 

3.奥の手ですが、Illustratorのオブジェクトをラスタライズして改変出来ないようにしてしまう。

 

 

素材会社も売上を守るためライセンス契約違反には厳しく対処するはずですので、自分やお客様を守るためにもルールを守ってデザインの業務に就きましょうね。

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橋口圭一郎
他業種を転々としながら、やはりデザインに関わる仕事がしたいという思いが強くなり、デザイン業界に飛び込みました。 グラフィティーでデザイナーとして仕事をしながら従業員やお客様からの意見に勉強の毎日です。 蓄積してきた経験を元に、クライアント様、エンドユーザー様にも伝わるデザインを心がけ、仕事に向き合っております。

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